updatepackageswitch
目次
更新プログラムのコマンドラインスイッチ
元の情報は、
- Windows ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチ (microsoft)
更新プログラムの実行ファイルは何種類かあるが、主な二つは
- Hotfix.exe - NT、2000SP3まで
- Update.exe - 2000SP4、XP、Server 2003以降
Update.exeのコマンドラインスイッチ
Update.exeのスイッチ。短いスイッチも使える。
スイッチ | 説明 | |
---|---|---|
/help | /? | コマンド ライン ヘルプを表示します。 |
/passive | /u | 無人セットアップ モード。ユーザー入力は不要ですが、インストールの状況は表示されます。 |
/quiet | /q | Quiet モードで実行します。無人モードと同じですが、インストールの状況やエラー メッセージは表示されません。 |
/norestart | /z | インストールの完了時に再起動しません。 |
/warnrestart[:sec] | 再起動されることをユーザーに警告するダイアログ ボックスを表示します。30秒 | |
/forcerestart | インストールの完了後にコンピューターを再起動します。 | |
/promptrestart | 再起動が必要な場合にユーザーにダイアログ ボックスを表示します。 | |
/forceappsclose | /f | コンピューターのシャットダウン時に他のプログラムを終了します。 |
/nobackup | /n | アンインストール用にファイルをバックアップしません。 |
/overwriteoem | /o | OEM ファイルを上書きするときに確認メッセージを表示しません。 |
/integrate:path | /s | 指定したパスにある Windows インストール ソース ファイルにソフトウェア更新プログラムを統合します。 |
/log:path | ログ ファイルを作成する場所を指定できます。 | |
/ER | 拡張エラー報告を有効にします。 | |
/verbose | /v | 詳細ログを有効にします。%Windir%\CabBuild.log |
/d:path | /d | (SP専用)バックアップ ディレクトリを指定します。%Systemdrive%\$ntservicepackuninstall$ |
/extract[:path] | /x | セットアップを起動せずにファイルの展開のみを行います。 |
/hotpatch:disable | ホットパッチ機能を無効にし、通常の更新プログラムとしてインストールします。 | |
(未確認) | /l | インストールしてあるホットフィックスを一覧表示。 |
Hotfix.exeのコマンドラインスイッチ
あんまり使う機会はないと思うが・・・。
スイッチ | 説明 |
---|---|
/f | シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。 |
/l | インストールされているソフトウェア更新プログラムの一覧を表示します。 |
/m | 無人モードで実行します。 |
/n | アンインストール用にファイルをバックアップしません。 |
/q | Quiet モードで実行します。ユーザー入力を必要としません。 |
/y | アンインストールを行います (/m または /q と共に使用する必要があります)。 |
/z | インストールの完了後にコンピューターを再起動しません。 |
IExpress形式のコマンドラインスイッチ
Internet Explorerのセットアップファイルなどに使われているIExpress形式の場合。
IExpress ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチ
説明 | |
---|---|
/q | 自動インストールを実行します (メッセージを一部表示しません)。 |
/q:u | ユーザー非表示モードで実行します (ユーザーにいくつかのダイアログ ボックスが表示されます)。 |
/q:a | 管理者非表示モードで実行します (ユーザーにダイアログ ボックスが表示されません)。 |
/t:path | ファイルの展開先フォルダを指定します。 |
/c | インストールを実行せずにファイルの展開のみを行います。/t:path を指定していない場合は、展開先フォルダの入力を求められます。 |
/c:path | セットアップ .inf ファイルまたは .exe ファイルの UNC パスと名前を指定します。 |
/r:n | インストール完了後にコンピュータを再起動しません。 |
/r:i | 再起動が必要な場合に、ユーザーにコンピュータの再起動を求めるメッセージを表示します (ただし、/q:a を使用している場合は除きます)。 |
/r:a | インストール完了後にコンピュータを必ず再起動します。 |
/r:s | インストール完了後、ユーザーにメッセージを表示せずにコンピュータを再起動します。 |
/n:v | バージョン チェックを実行しません。パッケージのインストール時に以前のバージョンをすべて上書きします。 |
インストールされているHotFixの一覧
インストールされているHotFixの一覧を表示するのは、いくつか方法がある。
まず、WMI(Windows Management Instrumentation)のコマンドを使う方法。
wmic qfe
出力されるテキストをExcelに読み込ませる、という技が使える。
(WMIC.EXEは有用なコマンドみたいなので、後ほど習熟したい)。
次はSYSINFO.EXEを使う方法。
sysinfo
ただし、これはHotFixが多くなると一部が表示されない問題がある。
PowerShellのGet-HotFixコマンドレットを使う方法。
powershell Get-HotFix
PowerShellを起動した後、こんな技も紹介されていた。
Get-HotFix |sort HotFixID |export-csv -encoding default C:\Get-HotFix.csv
今後の更新
updatepackageswitch.txt · 最終更新: 2019/06/19 01:07 by admin