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install-windows-xp

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install-windows-xp [2019/06/19 01:07] (現在)
admin First Sync
ライン 1: ライン 1:
 +======Windows XPのインストール======
 +
 +=====Windows XPの入手=====
 +
 + 現在Windows XPのISOファイルはMicrosoftから一般には提供されていない。(([[https://​msdn.microsoft.com/​ja-jp/​subscriptions/​downloads/​hh442898.aspx#​searchTerm=windows%20xp&​ProductFamilyId=0&​Languages=ja&​Architectures=x86&​ProductFamilyIds=140&​FileExtensions=.iso&​PageSize=10&​PageIndex=0&​FileId=0|MSDN]]からはダウンロード可のようだ。))\\
 +\\
 + [[http://​category.auctions.yahoo.co.jp/​list/​Windows-XP-%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0-Windows-%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%82%A2-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF/​2084047151/?​fr=auc-prop&​tab_ex=commerce&​p=Windows+XP|ヤフオク!]] でインストールCD-ROMが千円程度で手に入る。ただし、有効なプロダクトキー付きのパッケージ版となると1万円を超える値段がついている。\\
 +
 +=====IEで「ページを表示できません」=====
 +
 + OSのインストールは、\\
 +\\
 +  ① Windows XPのインストール\\
 +  ② 更新プログラムのインストール(サービスパックなど)\\
 +\\
 + という順番で行うことになる。どうやって②をダウンロードするかだ。
 +\\
 + XP用の更新プログラムをダウンロードするには、二つのダウンロードサイトがある。\\
 +  * [[https://​www.microsoft.com/​ja-jp/​download/​|Microsoft ダウンロード センター]]
 +  * [[https://​catalog.update.microsoft.com/​|Microsoft Update カタログ]]
 +
 + ①が終わった時点ではインストール済みのInternet Explorerのバージョンは6だ。そして、<​wrap em>​IE6ではMicrosoftのサイトの多くはエラーになってしまって閲覧できない</​wrap>​。ダウンロードセンターとUpdateカタログも「ページを表示できません」と表示されてしまう。\\
 +\\
 +{{  :​server-not-found.png?​direct ​ |IE6でサーバーが見つかりません}}
 +\\
 + これにはいくつかの原因がある。\\
 +
 +===HTTPS化とPOODLE脆弱性によるもの===
 + 2014年から、Webサイト全体をHTTPS化する企業が増えてきた。Googleも[[https://​webmaster-ja.googleblog.com/​2014/​08/​https-as-ranking-signal.html|HTTPSサイトを検索順位で優遇する]]ようになった。マクロソフトもご多分に漏れず、サイトの大部分はHTTPS化されている。\\
 + IE6もHTTPSはサポートしているはずなのに、なぜWebサイトがHTTPS化されるとダメなのか。\\
 +\\
 + HTTPSは、SSL 1.0->SSL 2.0->SSL 3.0->TLS 1.0->TLS 1.1->TLS 1.2 とバージョンアップされてきた。\\
 + 2014年9月に、SSL 3.0の脆弱性が発見され**POODLE**と名付けられた。これは仕様上の問題だったので、IETFが[[https://​tools.ietf.org/​html/​rfc7568|SSL 3.0廃止の勧告]]を出した。さらに12月にはTLS1.0/​1.1にもPOODLEの脆弱性があることが判明した。おそらくマイクロソフトのサイトの大部分で、SSL 3.0/TLS 1.0/​1.1は無効化されているであろう。\\
 + XPのIEは、TLS 1.0までしかサポートしていない。一方サイト側はTLS 1.2を要求する。これがInternet Explorerで「ページを表示できません」となる主な原因と思われる。\\
 +\\
 + そこで、**IE8をインストールすると、[[https://​catalog.update.microsoft.com/​|Microsoft Update カタログ]]を使うことができるようになる。**IE8の詳細設定でTLS 1.0を無効にすると使えなくなるので、どうやらUpdate カタログはTLS 1.0での通信を許容しているようだ(2017/​7現在)。\\
 + (IE6もTLS 1.0をサポートしているはずなのに、なぜIE6でダメで、IE8でOKなのか・・・、その点は謎のままだが、おそらくIE6とIE8では暗号強度や証明書のサポート範囲に違いがあるのだろう)\\
 +<box 90% #E4ECF4>
 + 2017年10月、MicrosoftはXP POSReady 2009でのTLS1.1/​1.2のサポートを発表した。\\
 +  [[https://​cloudblogs.microsoft.com/​microsoftsecure/​2017/​10/​05/​announcing-support-for-tls-1-1-and-tls-1-2-in-xp-posready-2009/​|Announcing support for TLS 1.1 and TLS 1.2 in XP POSReady 2009]] (Microsoft Secure)\\
 + これによってIE6のままUpdateカタログを使う可能性が開けたのかもしれない。時間があるときに検証してみたい。
 +</​box>​
 + 一方、[[https://​www.microsoft.com/​ja-jp/​download/​|Microsoftダウンロードセンター]]はTLS 1.2が必要なようで、IE8でも閲覧できない。\\
 +
 +===ダウンロードセンターでの公開中止によるもの===
 + 2016年4月29日、マイクロソフトは、一部の更新についてはダウンロードセンターでの公開を中止して、Updateカタログのみの公開とすると発表した。(([[https://​security.srad.jp/​story/​16/​05/​08/​0554233/​|Microsoft、一部の更新プログラムについてダウンロードセンターでの公開を中止する方針]] (スラド) ))\\
 +  [[https://​blogs.technet.microsoft.com/​msrc/​2016/​04/​29/​changes-to-security-update-links/​|Changes to Security Update Links]] (microsoft)\\
 + リンクを張る先としてはダウンロードセンターのページの方が便利だっただけに残念。\\
 +\\
 +{{  ::​download-center-404.png?​nolink ​ |ダウンロードセンターの404エラー}}
 +\\
 + こちらは、ページが削除されているので、他の環境でIE10やFirefoxを使っても、404 Not Foundになる。\\
 +
 +====対策====
 +
 + Windows XPで更新プログラムをダウンロードするなら、**IE8をインストールする**必要がある。
 +
 +===サービスパックのインストール===
 +
 + IE8のインストールには、少なくともSP2(サービスパック2)が必要だ (([[https://​technet.microsoft.com/​ja-jp/​library/​dd433079.aspx|Internet Explorer 8 のインストールの前提条件]] (microsoft) ))。\\
 + IE6ではUpdateカタログが使えないので、下記のダイレクトリンクからダウンロードする。\\
 +^ ^ダイレクトリンク^サイズ^
 +|SP2|http://​www.download.windowsupdate.com/​msdownload/​update/​v3-19990518/​cabpool/​xpsp2_d36c0a7046f2dbe29dfff33b6dbb6bb4574bbd7d.exe|273MB|
 +|SP3|http://​www.download.windowsupdate.com/​msdownload/​update/​software/​svpk/​2008/​04/​windowsxp-kb936929-sp3-x86-jpn_e0fc34cfa52d270b3c79a68af8fa358244f7419e.exe|325MB|
 + ここでSP3をインストールしておくことをお薦めする。
 +<box 90% #FAEBD7>
 +XPのサービスパックは、SP1・SP2・SP3とあるが、SPなしの状態からSP3はインストールできない。必ず、SPなし→(SP1|SP2)→SP3の順を強いられる。\\
 +</​box>​
 +
 +===Internet Explorer 8のインストール====
 +
 + IE8のダウンロードページは、KB969174 [[https://​support.microsoft.com/​ja-jp/​kb/​969174|Internet Explorer 8 をインストールする方法]] にあるが、これもIE6では表示できないので、下記のダイレクトリンクからダウンロードする。\\
 +
 +^ ^ダイレクトリンク^容量^
 +|IE8|http://​download.microsoft.com/​download/​0/​5/​7/​05716044-2806-40DA-8332-D3ED79BC8F68/​IE8-WindowsXP-x86-JPN.exe|16.2MB|
 +
 +===Firefoxを使う====
 +
 + Firefoxを使うという選択肢もある。Firefoxは、バージョン52でXPとVistaのサポートを終了した。企業向けの延長サポート版「Firefox ESR」のサポートは継続している。\\
 +\\
 + 2017年7月時点での最新版ESRは[[http://​ftp.mozilla.org/​pub/​firefox/​releases/​52.2.1esr/​win32/​ja/​|52.2.1]]。\\
 +
 +^ ^ダイレクトリンク^容量^
 +|Firefox\\ 52.2.1ESR|https://​ftp.mozilla.org/​pub/​firefox/​releases/​52.2.1esr/​win32/​ja/​Firefox%20Setup%2052.2.1esr.exe|43.2MB|
 +
 +==参考==
 +  * [[https://​support.microsoft.com/​ja-jp/​help/​323166/​how-to-download-updates-that-include-drivers-and-hotfixes-from-the-win|Windows Update カタログからドライバーや修正プログラムを含む更新プログラムをダウンロードする方法]] (microsoft)
 +  * TechNetセキュリティ番号(MS番号)やサポート技術情報番号(KB番号)での検索は、https://​technet.microsoft.com/​ja-jp/​security/​bulletin - Microsoft セキュリティ情報
 +
 +=====Windows Updateを実行=====
 +
 +===Windows Update エージェントの更新===
 +
 + XPでWindows Updateを動かすには、Windows Update エージェント7.4.7600.226が必要。
 +  * KB946928 [[https://​support.microsoft.com/​ja-jp/​kb/​946928|Windows Update エージェントの最新バージョンを入手する方法に関する、ネットワーク管理者向けの情報]] (microsoft)\\
 +
 +^x86用ダイレクトリンク^容量^
 +|http://​download.windowsupdate.com/​WindowsUpdate/​redist/​standalone/​7.4.7600.226/​WindowsUpdateAgent30-x86.exe|6.4MB|
 +
 +===Windows Updateを実行===
 +
 + まとめると、こんな順番になるだろうか。
 +  -XPのインストール。
 +  -(SPがまったくインストールされていない場合)SP2のインストール。
 +  -SP3のインストール。
 +  -Internet Explorer 8 のインストール。
 +  -Windows Update エージェントの更新(7.4.7600.226)。
 +  -[[http://​www.update.microsoft.com/​windowsupdate/​v6/​default.aspx?​ln=ja|WindowsUpdate]]を実行。
 + SPをオフラインインストールしておいても、WindowsUpdateにはかなりの時間を要し、しかも一度にすべてのアップデートはインストールされないので繰り返しWindowsUpdate実行する必要がある。\\
 +<box 90% #FAEBD7>
 +以上の手順が済んでも、コントロールパネルからWindows Updateを開くと、その[[http://​www.microsoft.com/​isapi/​redir.dll?​prd=Win2000&​ar=WinUpdate|URL]]ではエラーになってしまう。\\
 +IE8でこちらのURLを使わなければならない。\\
 +http://​www.update.microsoft.com/​windowsupdate/​v6/​default.aspx?​ln=ja
 +</​box>​
 +\\
 +{{  :​xp-installed.png?​direct ​ |WindowsUpdateが済んだXP}}
 +
 +=====サポート終了その後=====
 +
 + Windows XPのサポート終了以降、Windows Updateを経由しての更新プログラムの配布は行われなくなった。だが、2017年のWannaCryの流行により、XP用にもセキュリティ関係の更新プログラムをいくつか公表した。これらは手動でダウンロードしてインストールする必要がある。
 +
 +  * マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 4025685: [[https://​support.microsoft.com/​ja-jp/​help/​4025687/​microsoft-security-advisory-4025685-guidance-for-older-platforms|古いプラットフォームのガイダンス:​ 2017 年 6 月 14 日]] (microsoft)
 +
 +=====Slipstream CDが作りたくなった=====
 + OSのインストールを一度だけするならともかく、繰り返しインストールする必要がある場合には、これはかなり面倒だ。そこで、アップデート適用済みのインストールCD(ISOファイル)を作ることにする。\\
 +<WRAP center round tip 60%>
 +続きは、[[slipstream-updates]]へ。
 +</​WRAP>​
 +
 +
  
install-windows-xp.txt · 最終更新: 2019/06/19 01:07 by admin

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