======更新プログラムのコマンドラインスイッチ======  元の情報は、 * [[https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/262841|Windows ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチ]] (microsoft) * [[https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc973087.aspx|Windows と Windows コンポーネント用パッケージ インストーラ Update.exe の内部メカニズム]] (microsoft)  更新プログラムの実行ファイルは何種類かあるが、主な二つは\\ * Hotfix.exe - NT、2000SP3まで * Update.exe - 2000SP4、XP、Server 2003以降 ====Update.exeのコマンドラインスイッチ====  Update.exeのスイッチ。短いスイッチも使える。\\ ^スイッチ^ ^説明^ |/help|/?|コマンド ライン ヘルプを表示します。| |/passive|/u|無人セットアップ モード。ユーザー入力は不要ですが、インストールの状況は表示されます。| |/quiet|/q|Quiet モードで実行します。無人モードと同じですが、インストールの状況やエラー メッセージは表示されません。| |/norestart|/z|インストールの完了時に再起動しません。| |/warnrestart[://sec//]| |再起動されることをユーザーに警告するダイアログ ボックスを表示します。30秒| |/forcerestart| |インストールの完了後にコンピューターを再起動します。| |/promptrestart| |再起動が必要な場合にユーザーにダイアログ ボックスを表示します。| |/forceappsclose|/f|コンピューターのシャットダウン時に他のプログラムを終了します。| |/nobackup|/n|アンインストール用にファイルをバックアップしません。| |/overwriteoem|/o|OEM ファイルを上書きするときに確認メッセージを表示しません。| |/integrate://path//|/s|指定したパスにある Windows インストール ソース ファイルにソフトウェア更新プログラムを統合します。| |/log://path//| |ログ ファイルを作成する場所を指定できます。| |/ER| |拡張エラー報告を有効にします。| |/verbose|/v|詳細ログを有効にします。//%Windir%//\CabBuild.log| |/d://path//|/d|(SP専用)バックアップ ディレクトリを指定します。//%Systemdrive%//\$ntservicepackuninstall$ | |/extract[://path//]|/x|セットアップを起動せずにファイルの展開のみを行います。| |/hotpatch:disable| |ホットパッチ機能を無効にし、通常の更新プログラムとしてインストールします。| |(未確認)|/l|インストールしてあるホットフィックスを一覧表示。| ====Hotfix.exeのコマンドラインスイッチ====  あんまり使う機会はないと思うが・・・。 ^スイッチ^説明^ |/f|シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。| |/l|インストールされているソフトウェア更新プログラムの一覧を表示します。| |/m|無人モードで実行します。| |/n|アンインストール用にファイルをバックアップしません。| |/q|Quiet モードで実行します。ユーザー入力を必要としません。| |/y|アンインストールを行います (/m または /q と共に使用する必要があります)。| |/z|インストールの完了後にコンピューターを再起動しません。| ====IExpress形式のコマンドラインスイッチ====  Internet Explorerのセットアップファイルなどに使われているIExpress形式の場合。\\   [[https://support.microsoft.com/ja-jp/help/197147/command-line-switches-for-iexpress-software-update-packages|IExpress ソフトウェア更新プログラム パッケージのコマンド ライン スイッチ]]\\ ^ ^説明^ |/q|自動インストールを実行します (メッセージを一部表示しません)。| |/q:u|ユーザー非表示モードで実行します (ユーザーにいくつかのダイアログ ボックスが表示されます)。| |/q:a|管理者非表示モードで実行します (ユーザーにダイアログ ボックスが表示されません)。| |/t://path//|ファイルの展開先フォルダを指定します。| |/c|インストールを実行せずにファイルの展開のみを行います。/t://path// を指定していない場合は、展開先フォルダの入力を求められます。| |/c://path//|セットアップ .inf ファイルまたは .exe ファイルの UNC パスと名前を指定します。| |/r:n|インストール完了後にコンピュータを再起動しません。| |/r:i|再起動が必要な場合に、ユーザーにコンピュータの再起動を求めるメッセージを表示します (ただし、/q:a を使用している場合は除きます)。| |/r:a|インストール完了後にコンピュータを必ず再起動します。| |/r:s|インストール完了後、ユーザーにメッセージを表示せずにコンピュータを再起動します。| |/n:v|バージョン チェックを実行しません。パッケージのインストール時に以前のバージョンをすべて上書きします。| ====インストールされているHotFixの一覧====  インストールされているHotFixの一覧を表示するのは、いくつか方法がある。\\ ----  まず、WMI(Windows Management Instrumentation)のコマンドを使う方法。 wmic qfe  出力されるテキストをExcelに読み込ませる、という技が使える。\\  (WMIC.EXEは有用なコマンドみたいなので、後ほど習熟したい)。\\ ----  次はSYSINFO.EXEを使う方法。 sysinfo  ただし、これはHotFixが多くなると一部が表示されない問題がある。 ----  PowerShellのGet-HotFixコマンドレットを使う方法。 powershell Get-HotFix  PowerShellを起動した後、こんな技も紹介されていた。 Get-HotFix |sort HotFixID |export-csv -encoding default C:\Get-HotFix.csv ====今後の更新====  [[http://golorih.exblog.jp/20639234/|Windowsのアップデートをコマンドラインからアンインストールする方法]]\\  [[http://www.hotfix.jp/archives/tips/2005/tips05-03.html|msiファイルにオプションを指定して実行する方法]]\\