======統合サービスがない====== ====Windows 10のHyper-VではXPやVistaをサポートしてくれない====  Windows 10のHyper-Vには「統合サービスセットアップディスクの挿入」メニューがなくなった。統合サービスはクライアントOSのWindows Updateを通じてインストールされることになる。\\  Windows Updateを使いたくなければ、\\   [[https://support.microsoft.com/en-us/kb/3071740]]\\  からダウンロードすることもできるようだが・・・。([[http://qiita.com/think4/items/888b8f8c3729a586fc46|参考リンク]])\\  どっちにしても、統合サービスはクライアントOSとしてWindows7/8/8.1しかサポートしてない。もっと古いVistaやXPを使いたい場合にはどうすれば良いか。\\ ====Windows 8.1のHyper-Vから持ってくる====  そこで、Windows 8.1のHyper-Vから「統合サービスセットアップディスク」のイメージを持ってくることにする(その実体は %windir%\system32\vmguest.iso にあるそうだ)。  Windows 8.1のISOファイルは\\   [[https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8]]\\  からダウンロードできる。\\  8.1のインストールには必ずプロダクトキーが必要だ・・・が、vmguestを取り出すだけならライセンス認証する必要は特にないんじゃないの。  まずWindows 10のHyper-VのゲストOSとしてWindows 8.1をインストールし、その中でHyper-Vを有効化してみたのだが C:\Windows\System32 に gmguset.iso は存在しなかった。Hyper-V上でHyper-Vを動かすことはできないのでこれは仕方ないのか(Server 2016ではnested Hyper-Vが可能になるが、ゲストOSが8.1ではダメみたいだ)。 {{ :win81hv.jpg?nolink |Hyper-Vの有効化}}  物理マシンに8.1をインストールして取り出した。 ====vmguestのインストール====  ゲストOSで vmguest.iso 内の \support\x86\setup.exe を実行する(通常はISOファイルをマウントした時点で自動実行されるはず)。\\ {{ :vmguestinstalled.jpg?nolink |}}